平方根についての説明

平方根(へいほうこん、square root)は、ある数を2乗(つまり自分自身を掛ける)したときに元の数になる数のことです。平方根は、正の数に対しては常に2つ存在し、一つは正の平方根、もう一つは負の平方根です。たとえば、4の平方根は2と-2です。

簡単な例題

例えば、9の平方根を求めるとします。

\[ \sqrt{9} = 3 \quad \text{および} \quad \sqrt{9} = -3 \]

分母の有理化

分母に平方根がある場合、それを有理化(分母から平方根を取り除くこと)する必要があります。例えば、 \[ \frac{1}{\sqrt{2}} \] この場合、分子と分母に \(\sqrt{2}\) を掛けることで有理化します。

\[ \frac{1}{\sqrt{2}} \times \frac{\sqrt{2}}{\sqrt{2}} = \frac{\sqrt{2}}{2} \]

平方根の四則演算の法則

平方根には以下のような四則演算の法則があります:

練習問題

以下の平方根を求めてください。

  1. \(\sqrt{25}\)
  2. \(\frac{1}{\sqrt{3}}\) を有理化してください。
  3. \(\sqrt{2} \times \sqrt{18}\)
  4. \(\frac{\sqrt{20}}{\sqrt{5}}\)
解答を表示/非表示
  1. \(\sqrt{25} = 5\)
  2. \(\frac{1}{\sqrt{3}} \times \frac{\sqrt{3}}{\sqrt{3}} = \frac{\sqrt{3}}{3}\)
  3. \(\sqrt{2} \times \sqrt{18} = \sqrt{36} = 6\)
  4. \(\frac{\sqrt{20}}{\sqrt{5}} = \sqrt{4} = 2\)