最小公倍数と最大公約数についての説明
最小公倍数(さいしょうこうばいすう、Least Common Multiple、LCM)とは、2つ以上の整数のうち、共通する倍数の中で最小のものを指します。最大公約数(さいだいこうやくすう、Greatest Common Divisor、GCD)とは、2つ以上の整数のうち、共通する約数の中で最大のものを指します。
最大公約数の求め方
最大公約数を求める方法の一つに、ユークリッドの互除法があります。これは次のように計算します。
- 2つの数のうち大きい方を a、小さい方を b とします。
- a を b で割った余りを r とします。
- r が 0 になるまで、a を b、b を r に置き換えて繰り返します。
- 最後に b が最大公約数になります。
例えば、48 と 18 の最大公約数を求める場合、
よって、48 と 18 の最大公約数は 6 です。
最小公倍数の求め方
最小公倍数は、以下の式で最大公約数を使って求めることができます。
\( \text{LCM}(a, b) = \frac{a \times b}{\text{GCD}(a, b)} \)
例えば、48 と 18 の最小公倍数を求める場合、
練習問題
以下の数の最小公倍数と最大公約数を求めてください。
- 24 と 36 の最大公約数
- 24 と 36 の最小公倍数
- 15 と 25 の最大公約数
- 15 と 25 の最小公倍数
解答を表示/非表示
-
24 と 36 の最大公約数:
-
24 と 36 の最小公倍数:
-
15 と 25 の最大公約数:
-
15 と 25 の最小公倍数: