約数の個数と総和を求めるには、その数の素因数分解を利用します。
ある数 \( n \) の約数の個数を求めるには、まずその数を素因数分解します。素因数分解した結果が \[ n = p_1^{e_1} \times p_2^{e_2} \times \cdots \times p_k^{e_k} \] となるとき、約数の個数は次の式で求められます: \[ (e_1 + 1)(e_2 + 1) \cdots (e_k + 1) \]
同様に、ある数 \( n \) の約数の総和を求めるには、素因数分解の結果を利用します。素因数分解した結果が \[ n = p_1^{e_1} \times p_2^{e_2} \times \cdots \times p_k^{e_k} \] となるとき、約数の総和は次の式で求められます: \[ (1 + p_1 + p_1^2 + \cdots + p_1^{e_1})(1 + p_2 + p_2^2 + \cdots + p_2^{e_2}) \cdots (1 + p_k + p_k^2 + \cdots + p_k^{e_k}) \]
例題として、72 の約数の個数と総和を求めてみます。
以下の数の約数の個数と総和を求めてください。