三平方の定理の解説

1. 三平方の定理とは

三平方の定理(ピタゴラスの定理)は、直角三角形の三辺の長さの関係を示す定理です。直角三角形では、斜辺の長さの2乗が他の二辺の長さの2乗の和に等しいと述べています。

公式は次のとおりです。
\[ c^2 = a^2 + b^2 \]

2. 例題

例題 1

直角三角形の二辺の長さがそれぞれ3と4であるとき、斜辺の長さを求めなさい。

解答:

3. 練習問題

問題 1

直角三角形の二辺の長さがそれぞれ5と12であるとき、斜辺の長さを求めなさい。

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解答

斜辺の長さを \( c \) とします。

三平方の定理を適用すると、 \( c^2 = 5^2 + 12^2 \)

= \( 25 + 144 = 169 \)

従って、 \( c = \sqrt{169} = 13 \)

問題 2

直角三角形の斜辺の長さが10であり、1つの辺の長さが6であるとき、もう一方の辺の長さを求めなさい。

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解答

もう一方の辺の長さを \( b \) とします。

三平方の定理を適用すると、 \( 10^2 = 6^2 + b^2 \)

= \( 100 = 36 + b^2 \)

= \( b^2 = 100 - 36 = 64 \)

従って、 \( b = \sqrt{64} = 8 \)